セカンドオピニオンにて
先日
新築セカンドオピニオンに 来られたN様とのお話で面白い話題になりました。
現在出ている図面(間取り)が 少し使いづらい様な気がして
いい方法はないかなと 侘蔵を訪れてくださいました。
見ていくと 構造のお話もさながら 仕様と価格についても はっきり理解されていなかったようで 営業マンの言われるがまま、お任せな感じでした。
しかし ご家族背景をお聞きしていくと ざっと3世帯は 一緒に住む感じをご希望されていました。
その一つに トイレスペースの取り方に これは、勿体ないのでは??が隠れていました。
「引き戸OR開き戸」
いろいろお話させて頂きました。
でも トイレの形もいろいろ変わってきていて 選ぶ商品によっても スペースの取り方に違いが出てきます。
トイレの為に・・・!トイレだから・・・!トイレは・・・小さくてもor大きくないと!いろいろか考えがあります。
そこで N様が楽しい会話に。
N様「子供が 最近 おばあちゃん家に行った時に
流さなくて・・・」
お子さん「だって、家は
自動で流れるから慣れちゃって!学校でもたまにやっちゃうんだよね。」と元気な声で。
ゆるスタ「学校は 流すのついてるトイレ?しゃがんでやるトイレ?」
お子さん「座ってやるのが一つと、しゃがみこんで(マネをしてくれました)(通称?ボットントイレ?)やるのが3つ。だけど みんな座ってやるのに並ぶよ」と。
現代事情が見えてくる会話でもありました。
1960年代にシャワートイレが出来、1990年代にオート機能が搭載されだし抗菌に力を入れ、2000年代にタンクレスや自動洗浄、キャビネット付トイレ…などなど。
流さない子供が悪いのか、流さなくてもいい機能を作ったのがいけないのか
介護関係者からは 自動で流れてくれて助かる、勝手に何回も流れて困る さまざま聞くことがあります。
そんな話をしていたら、
おばあちゃまが一言
「私らの時は 流さんかったけどね~~。最新機能と一緒だよ。レバーなんてなかったよ」と。
まさに ボットン便所の時代を生きてこられて おばあちゃまは 自慢げにお話してくださいました。
N様は 今時の子は トイレも流さないと思っていたけど その固定観念はやめるわと笑っていらっしゃいました。
住まいも暮らし方も 今、昔と 比べて 機能も最新になってきています。
でも その比べるところが 自分にしか向いていなければ それは 昔とも今とも 言わないのかもしれません。
「今」だけに合わせると
「昔」の感覚がずれて 暮らしにくくなる可能性も。。
そんな知恵の お手伝いも させて頂いています。
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